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11月8日に開催された、“PDF Conference 2005”にて、モバイルコンテンツサービスの運用例・作成法を講演
東京・品川のゲートシティ大崎 ゲートシティホールで11月8日(火)開催された、PDFのユーザー同士による人的交流および技術情報交換イベント“PDF Conference 2005”にて、講演をいたしました。(主催はユーザーグループであるPDF Conference実行委員会で、アドビ システムズ株式会社が後援)
このイベントでは、2004年12月にアドビ システムズが発表したPDF作成ソフト『Adobe Acrobat 7.0』でさらに進化したフォーマット“PDF 1.6”や、携帯電話向けPDFなど今後のPDFの展開や活用事例、ならびにISO(International Organization For Standardization、国際標準化機構)で認可された印刷用PDFの国際標準規格“PDF/X”について、3つのセッションで展開されました。
午前中に行なわれた第一部で、ネットドリーマーズのビジネスソリューション本部R&Dグループ グループ長の吉田 謙とアドビ システムズのマーケティング本部クリエイティブ プロフェッショナル部フィールド プロダクトマネージャーの西山 正一氏とで、携帯電話向けPDF閲覧ソフト『Adobe Reader LE』を利用したモバイルコンテンツサービスの運用例や作成法を講演しました。
ネットドリーマーズがパソコン向けに行なっていた『PDF版競馬新聞サービス』をモバイルPDFのコンテンツとして提供開始したところ、携帯版はパソコン版を上回るユーザーを獲得。
また、ネットドリーマーズの携帯電話向けeコマースサービス『美食総合倶楽部』も例に挙げ、モバイルPDFのメリットとして、PDFによる一覧性と表現性の高さに加えて、「ユーザーにオフラインでじっくり見てもらえること」や「紙やパソコンより携帯の画面を見せたほうがクチコミが広がりやすい」こと、「パソコン向けより携帯のほうがレスポンスが早く、クリックしたら商品サイトが表示され、その物が欲しければすぐに(購買)行動に移ってもらえる」などの利点を述べさせていただきました。
講演内容に関しても、ご好評をいただき、PDFをモバイルに活用した成功事例に関しては、来場者の高い関心を集めました。
この場を借りまして、お越し下さった皆様には厚く御礼申し上げます。